同じ豆なのに味が変わる理由|コーヒーの味はどこで決まる?

同じ豆なのに味が変わる理由|コーヒーの味はどこで決まる?

「この前飲んだ時とちょっと違う感じがする…」

「お店だと美味しいのに家だとなんか違う」

そんな経験ありませんか?

かく言う私もその疑問からスタートしコーヒー屋をやるキッカケとなったといっても過言ではありません。

実はコーヒーって

👉“同じ豆を使っていても味がかなり変わる飲み物

では、何で味が変わるのか見ていきましょう!


結論

コーヒーの味は主に

  • 焙煎
  • 挽き方
  • 淹れ方

この3つで大きく変わります。

 


① 焙煎|味の方向を決める

まず、一番大きいのが「焙煎」です。

簡単に言うと

👉豆をどこまで焼くか

実は細かく分けると8段階あるんですが、まずはざっくり3つで覚えればOK!

  • 浅煎り → 酸味・軽さ・フルーティ
  • 中煎り → バランス型
  • 深煎り → 苦味・コク・キレ

同じ豆でも、浅煎りと深煎りでは"別の飲み物レベル"で変わることもあります。

今後の【焙煎深掘り編】で解説予定です!

👉浅煎りと深煎りでは“別の飲み物レベル”で変わることもあります。


詳しくは

【浅煎りコーヒーは「コーヒーじゃないみたい?」という話】
【深煎りが好きな人へ|ただ苦いだけじゃないコーヒーの話】

でも解説しています。


② 挽き方|味の濃さを決める

次に大事なのが「挽き方」です。

挽き方は、豆をどれくらい細かくするか、
ここで大事なのはお湯との接触面積なのです。

細かく挽くほど、お湯に触れる面積が増えて、味が出やすくなります。が…

挽き方 味の出方 味の特徴
粗挽き 成分が出にくい 軽い、薄い、酸味が残りやすい
中挽き バランスよく出る 甘さ・酸味・苦味のバランスが良い
細挽き 成分が出やすい 濃い、苦味、重さ、雑味が出やすい

ナニが粗挽き?中挽き?細挽き?

*AI生成イメージ

ココで疑問に思うのが「どの程度」がソレに該当するのか?問題。私はここに注目していきたい。私が特につまずいた点だからです!

詳しくは【挽き方】に特化した深掘り編

で語ろうと思いますが、「ざらめくらい?」「砂糖よりちょっと細かいかな?」とよく聞きますがよくわからないですよね?(僕だけ?)

同じ器具をお持ちの場合わかりやすいですが、例えば『コマンダンテで26クリック』とか…

みんな違ってみんないい精神のるま珈琲なので

この記事では超絶カンタンにイメージで言わせて頂きます。

粒度 お湯の動き
細かい 通りにくい
普通 一定
粗い 一気に抜ける

です。

(普通の「一定」は比較イメージしやすくこの表現をしています)

ちなみに「るま珈琲」では微々たる差ではありますが

 浅煎り 中煎り 深煎り
基準


基準を決め、そこから「細or粗」で調整しております。また、慣れて来ると『前回この挽き目でこんな味がしたから次はこの挽き目で淹れてみよう』を楽しめていきます!


👉つまり

“どれくらい成分を出すか”が変わる!


③ 淹れ方|最後の調整

最終は飲む前の儀式「淹れ方」です。

  • お湯の温度
  • 抽出時間
  • 注ぎ方

この3つで、味はかなり変わります。

ココではドリップ抽出をイメージして頂きたいと思います!

コーヒーは「豆という食材」を使った料理。

例えるならば…

温度は火加減。
時間は煮込み時間。
注ぎ方は混ぜ方。

同じ材料でも、火が強すぎたり、煮込みすぎたり、雑に混ぜたりすると味が変わりますよね。

コーヒーもまったく同じです。

ここで味がかなり変わります。


お湯の温度

お湯の温度は、「味を引き出すトリガー」

温度が高いほど、豆の成分が出やすくなります。
その分、香りやコクも出やすいですが、苦味や渋みも出やすくなります。

逆に温度が低いと、味の出方はやさしくなります。
まろやかで飲みやすくなりやすいですが、低すぎると薄く感じることもあります。

温度 味の出方 こんな味になりやすい
高め 成分がよく出る 濃い、苦味、コク、香りが強い
低め 成分がゆっくり出る まろやか、軽い、やさしい、薄め

実は「冷める」過程でも変わる

コーヒーは

👉温度でも味が変わります。

特に浅煎りは

  • 冷めると甘さが出る
  • 香りが変化する
  • 印象が変わっていく

👉“時間で変化を楽しむ飲み物”

とも言えます。


抽出時間

抽出時間は、味をどこまで引き出すか

すぎると、味がまだ出きっていない状態になります。
酸味が強く感じたり、薄く感じたりすることがあります。

すぎると、味が出すぎます。
苦味、渋み、えぐみが出やすくなります。

時間 味の出方 こんな味になりやすい
短い 味が出きらない 薄い、酸っぱい、軽い、物足りない
長い 味が出すぎる 苦い、渋い、重い、えぐい
ちょうどいい バランスよく出る 甘み、香り、コク、余韻が出やすい

注ぎ方

注ぎ方は、味の出方を整える作業です。

まず蒸らし

最初に少量のお湯を粉全体にかけて、20〜40秒ほど待つ工程です。

このとき粉がふわっと膨らむことがあります。これは、焙煎された豆の中に残っている二酸化炭素、つまりガスが外に出ているためです。コーヒーの蒸らしは、このガスを抜き、粉全体にお湯をなじませる目的で行われます。

お湯を一気にドバッとかけると、粉が暴れてしまい、味が不安定になりやすいです。
ある部分は濃く出て、ある部分はあまり出ない、ということが起きます。

逆に、ゆっくり丁寧に注ぐと、粉全体にお湯が行き渡り、味がまとまりやすくなります。

注ぎ方 起こりやすいこと 味の傾向
勢いよく注ぐ 粉が暴れる、流れが乱れる 味が荒い、薄い部分と濃い部分が出る
ゆっくり注ぐ 粉全体にお湯が行き渡る 味がまとまりやすい
一点だけに注ぐ 一部だけ濃く出る バランスが崩れやすい
全体に回す 均一に抽出しやすい すっきり整いやすい

まとめ

コーヒーの淹れ方は、職人技のように見えますが

最初は、難しく考えなくて大丈夫です!!

まずはこの3つだけ覚えればOK!

温度を上げると、味が強く出る。
時間を長くすると、味がたくさん出る。
注ぎ方を丁寧にすると、味が整いやすい。

この3つがわかると、
「なんとなく苦い」
「なんとなく薄い」
で終わらずに、

「次は少し温度を下げてみよう」
「もう少しゆっくり淹れてみよう」
「注ぎ方をやさしくしてみよう」

と調整できるようになります。

そこが、コーヒーの難しさでもあり、
👉いちばんコーヒーの面白いところだと思っています。


るま珈琲とは

「コーヒーって面白い」を届ける
小さな自家焙煎コーヒー屋です。

浅煎りから深煎りまで、“難しそう”ではなく
「自分の好き」を見つけられる場所を目指しています。

店内では、
・自家焙煎コーヒー
・タコスやデザート
・焙煎体験
なども楽しめます。

「コーヒーは詳しくないけど気になる」そんな方でも気軽に楽しめるよう、
わかりやすさと体験を大切にしています。

まだまだ試行錯誤中の小さなお店ですが、
少しずつ、みなさんと一緒に育てていけたら嬉しいです。

営業日や限定メニューはInstagramで更新しています。

👉https://www.instagram.com/le_mat_coffee/

普段は不定期営業ですが、
冬の間は毎週末オープンしています。

営業日はストーリーでも更新していますので、
タイミングが合ったときに、ふらっと立ち寄ってもらえたら嬉しいです。

DMやコメントも気軽にお待ちしています。


総まとめ

コーヒーの味は主に

工程 ひと言でいうと 味への役割
焙煎 味の方向性 酸味・苦味・香り・コクの土台を作る
挽き方 味の出やすさ 成分が出るスピードを変える
淹れ方 味の仕上げ 甘さ・濃さ・後味を調整する

この3つで大きく変わります。


👉つまり

同じ豆でも、
焙煎・挽き方・淹れ方で味は変わる。

だから正解は1つじゃない。

「昨日よりちょっと好きかも」

そんな1杯を探していける
だからこそ

👉自分に合う飲み方を探すのも、コーヒーの面白い!

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