今回のブログ内容は〜
「挽き目」
です。
コーヒーを淹れた時に、
「豆は選んだのに、なんだか味が安定しない」
そう感じたこと、あるヒト〜?
同じ豆を使っているのに、アレ?
- 今日はちょっと苦い
- 今日はちょっと薄い
- なんか酸っぱく感じる
- いつもより重たい
こういうこと、けっこうあります。
むしろ、家で淹れるコーヒーでは普通に起こり得る事なんです!
安心してください。
もちろん、豆の種類や焙煎度、お湯の温度、淹れ方でも味は変わります。
ですが、家でコーヒーを淹れる時に、意外と味に影響するのが
粉の粗さ、つまり「挽き目」です。
「細挽き」「中挽き」「粗挽き」って聞いたことはあるけれど、
「実際、細挽きと中挽きってどのくらい違うの?」
そう思う方も多いと思います。
先週も、2組のお客様からそのようなお話がありました。笑
この記事では、るま珈琲が、挽き目の見方を初心者の方にもわかりやすく整理していきます。
難しい抽出理論はナシ‼︎
「味が濃い、薄い、苦い、すっきりしすぎる」そう感じた時に、家でどう見直せばいいか。
そんな実践編として、何かのヒントになれたら嬉しいです。
結論
コーヒーの挽き目は、味に大きく左右します。
まず次の3つだけチェックしてみてください。
| 見るポイント | 何がわかるか | メモ |
|---|---|---|
| 使う器具 | どのくらいの粗さがいいか | 器具ごと(ドリップ・エスプレッソ・サイフォン)の目安から始める |
| 味の濃さ | 濃い・薄いの調整 | 細かい→濃く出やすく、粗い→軽く出やすい |
| 抽出時間 | 味が出すぎているか、足りないか | 時間が長すぎる時は苦味や重さが出やすい |
この3つを見るだけでも、かなり調整しやすくなります。
最初からミリ単位で合わせる必要はありません!
「ちょっと濃く感じたから粗くしてみようかな」
「なんか酸っぱく感じたから次は少し細かめにしてみようかな」
このくらいでいい具合です。
ざっくりと言うと
- 細かく挽くと、味が出やすくなるんだな
- 粗く挽くと、味が出にくくなるんだな
このくらいの理解でOK。
挽き目は、正解を当てるものではありません。
自分好みの味に近づける為の、調整つまみみたいなものだと思っていいです!
挽き目
百聞は一見に如かず
下の実際に挽いた本物の写真をご覧ください。

左から 極細→細→中細→中→中粗→粗 こんな感じです。。
「いやいや、待ってよ〜!中細挽きと中挽き全然変わらないじゃん!」そんな声が聞こえてきそうです…笑
そうなんです、みなさんに私はコレを伝えたい!
「細挽きは砂糖くらい」で「中挽きはグラニュー糖くらい」とか言われても
よく料理をしていない私はよくわからなかった表現、比喩でした…
なので私は上の写真を目安にして下さい。と言っておきます。
指標がわかればそこから自分の好みへ寄せていきやすくなるはずです!
ご参考にどうぞ。
① 器具に合わせる
挽き目で迷った時は、使う器具に合わせて考えるのがおすすめです!
なぜなら、器具によってお湯と粉が触れる時間や、コーヒーの落ち方が違うからです。
たとえば、ペーパードリップはお湯が粉を通って下に落ちていきます。
フレンチプレスは、お湯と粉をしばらく浸けてから押し下げます。
エスプレッソは、短い時間で圧力をかけて抽出します。
同じコーヒーでも、器具が違えばそれに伴って挽き目も変わるんです。
| 器具 | 挽き目の目安 | メモ |
| ペーパードリップ | 中挽き〜中粗挽き | まずはここから始めると調整しやすい |
| フレンチプレス | 粗挽き | 粉っぽさや重さを出しすぎないために粗めが合いやすい |
| エスプレッソ | 細挽き | 短い時間で味を出すため細かめ |
| 水出し | 中粗挽き〜粗挽き | 長い時間置くので、細かすぎない方が扱いやすい。薄い時は少し細かくする |
| ドリップバッグ | 調整済み | まずはお湯の量や注ぎ方で調整する |
この表は、あくまで目安です。
豆の種類や焙煎度、使っているミルによっても変わります。
でも、最初の入口としてはかなり使いやすいと思いますので、先程の写真も参考にしながらお試しください!
② 味の濃さで見る
挽き目は、味の濃さにも大きく関係します。
粉を細かくすると、お湯に触れる面積が増えます。
面積が増えると、コーヒーの成分が出やすくなります。
つまり、細かく挽くと、味がしっかり出やすくなるのです!
ただ、出やすいということは、出すぎることもあります。←ココ注意⚠️
細かすぎる時に起きやすいことは、たとえばこんな感じです。
| 状態 | 起きやすい味 |
| 粉が細かすぎる | 苦味が強く感じる |
| お湯が落ちるのに時間がかかる | 重たい印象になりやすい |
| 抽出しすぎる | 渋みや雑味を感じやすい |
ペーパードリップで、
「なんか苦いな」
「後味が重たいな」
「お湯がなかなか落ちないな」
と感じた時は、粉が少し細かすぎるかもしれません。
その時は、次に淹れる時に少しだけ粗くしてみると、味が整うことがあります。
反対に、粉を粗くすると、お湯に触れる面積が少なくなるので、味は出にくくなります。
粗く挽くと、すっきりした印象になりやすいです。
一方で、粗すぎると物足りなく感じることがあります。
粗すぎる時に起きやすいことは、たとえばこんな感じです。
| 状態 | 起きやすい味 |
| 粉が粗すぎる | 薄く感じる |
| 味が出きっていない | 酸っぱさだけが目立つことがある |
| 抽出が早すぎる | コクや甘さが出にくい |
「なんだか水っぽい」
「香りはあるけど、味が薄い」
「酸っぱさだけ目立つ」
そんな時は、少し細かくしてみると、味がまとまりやすくなることがありますね。
決して酸味が全部悪いわけではありません。
抽出が足りなくて酸っぱく感じている時は、挽き目を見直すだけで飲みやすくなることがありますよ♪
難しく考えなくても大丈夫です!
家で淹れていて迷った時は、まずイメージしてみましょう♪
| 感じた味 | 次に試すこと | メモ |
| 苦い、重たい | 少し粗くする | 味が出すぎている可能性 |
| 渋い、えぐい | 少し粗くする | 抽出しすぎの可能性 |
| 薄い、水っぽい | 少し細かくする | 味が出きっていない可能性 |
| 酸っぱさだけ目立つ | 少し細かくする | 甘さやコクが出る前に終わっている可能性 |
| ちょうどいい | その挽き目をメモする | 次も再現しやすくなる |
一気に変えすぎると、何が原因かわかりにくくなります。
なので、調整する時は少しずつがおすすめです。
ミルの目盛りがある方は、1目盛りだけ変えるとか。
お店で挽いてもらう方は、
「少し粗めで」
「少し細かめで」
くらいの伝え方でもいいと思います。
③ 抽出時間で見る
挽き目を見る時は、抽出時間も一緒に見るとわかりやすいです。
ペーパードリップの場合、
粉が細かいと、お湯が落ちるのに時間がかかりやすいです。
粉が粗いと、お湯が早く落ちやすいです。
もちろん、注ぎ方や粉の量でも変わるので、『時間』だけで判断しなくて大丈夫です。
でも、
「いつもより全然落ちない」
「あっという間に落ちてしまう」
という時は、挽き目を見直すサインになります。
たとえば、
- お湯がなかなか落ちない
- 味が苦い
- 後味が重たい
この3つが重なったら、少し粗くする。
反対に、
- お湯がすぐ落ちる
- 味が薄い
- 酸っぱさだけ目立つ
この3つが重なったら、少し細かくする。
これを目安に見ると、調整しやすいかもしれません!
無理に道具をそろえなくても大丈夫
挽き目の話をすると、
「やっぱりミルを買わなきゃダメかな?」
と思う方もいるかもしれません。
もちろん、ミルがあると楽しみ方は広がります。自分で実験的に冒険できるので。
ですが、最初から無理にそろえなくても大丈夫です。
まずはお店で器具に合わせて挽いてもらう。
その粉で飲んでみて、
「もう少し濃い方が好き」
「もう少しすっきりが好き」
と感じたら、次に少し調整する。
これだけでも、十分コーヒーは楽しめます。
楽しみながら、自分が飲みやすい味を見つけることが大切だと思っています。
るま珈琲としておすすめしたい考え方
るま珈琲では、
「コーヒーは面白く、自由でいい」
という考え方を大切にしています。
挽き目も、正解を当てるためのものではありません。
自分の飲みやすさに近づけるための、調整のひとつです。
苦味が好きなら、少ししっかり出してもいい。
軽い味が好きなら、少しすっきり寄せてもいい。
ミルクを入れるなら、少し濃いめに出してもいい。
朝に飲むなら、重すぎない味にしてもいい。とか……
大切なのは、
「自分はこういう味が好きかも」
と少しずつわかっていくことだと思ってます。
迷った時は気軽にご相談ください。
初心者向けチェック表
| 確認したいこと | 見るポイント | メモ |
| 使う器具 | ドリップ、プレス、水出しなど | まずは器具に合わせる |
| 味が苦いか | 細かすぎないか | 少し粗くすると軽くなることがある |
| 味が薄いか | 粗すぎないか | 少し細かくするとまとまりやすい |
| お湯の落ち方 | 遅すぎる・早すぎる | 挽き目を見直すサイン |
| 粉で買うか | 家にミルがあるか | ミルがなければ器具を伝えて挽いてもらう |
| 飲み切れる量か | 100g、200gなど | 粉は早めに飲み切れる量がおすすめ |
るま珈琲とは
るま珈琲は、
「コーヒーって面白い」を届ける
小さな自家焙煎コーヒー屋です。
浅煎りから深煎りまで、“難しそう”ではなく
「自分の好き」を見つけられる場所を目指しています。
店内では、
- 自家焙煎コーヒー
- タコスやデザート
- 焙煎体験
なども楽しめます。
「コーヒーは詳しくないけど気になる」
そんな方でも気軽に楽しめるよう、わかりやすさと体験を大切にしています。
まだまだ試行錯誤中の小さなお店ですが、少しずつ、みなさんと一緒に育てていけたら嬉しいです。
営業日や限定メニューはInstagramで更新しています。
👉 https://www.instagram.com/le_mat_coffee/
普段は不定期営業ですが、冬の間は毎週末オープンしています。
営業日はストーリーでも更新していますので、タイミングが合ったときに、ふらっと立ち寄ってもらえたら嬉しいです。
DMやコメントも気軽にお待ちしています。
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まとめ
今回は、コーヒーの味を左右する「挽き目」について整理しました。
最初に見るのは、
使う器具・味の濃さ・抽出にかかる時間
この3つで大丈夫です。
細かく挽くと味は出やすくなり、粗く挽くと味は軽くなりやすいです。
苦い、重たい、落ちるのが遅い時は、少し粗く。
薄い、酸っぱさだけ目立つ、落ちるのが早い時は、少し細かく。
まずはこのくらいから試してみてください。
挽き目は、難しい正解探しではなく、自分の好きな味に近づけるための調整です。
少しずつ試しながら、自分に合う一杯を見つけていきましょう!